

その帽子いつ洗った?

帽子が好きな方は一年中ファッションに取り入れることも多く欠かせないアイテムとなっていますよね。夏場は特に皮脂汚れや化粧品が付着し内側が汚れやすいので、帽子は日頃のお手入れが肝心です。
キャップなどは形や風合いが大切と言っても過言ではありませんよね。汗っかきさんは特に汗止め・汚れ予防に装着できる「キャップライナー」が販売されているので、長く使用したい帽子には付けてから使用すると安心ですよ。
洗濯可能表示の帽子は汚れが付着しやすく、使用頻度にもよりますが最低でも月1~2回の洗濯は必要です。洗濯できない素材の帽子は適切な方法で日々お手入れしていくことが重要といえます。
種類別お手入れ方法

キャップ
綿素材であれば丸洗い可能な場合が多いです。洗濯機で洗うとつば部分が折れて見た目が悪くなってしまうことがあるため、手洗いを推奨します。
また、キャップ愛用者に人気のニューエラは、ウール素材で出来ているため洗濯不可。ウールは濡れると縮み型崩れの原因となったり、糊加工・シールが剥がれてしまうので注意しましょう。
洗い方
- 洗面器にぬるま湯を張り少量の中性洗剤を溶かして、キャップを浸す。
- 使っていない歯ブラシなどで汗が滲みている場所を重点的に洗い、何度かぬるま湯を張り直しすすぐ。
- タオルドライまたはバスタオルで包み形が崩れないようにネットに入れ、短時間脱水。
- 形を整えて風通しのいい場所で陰干し。

洗えない場合
- コロコロなどで表面の埃やゴミを取りのぞく。
- ぬるま湯に中性洗剤を溶かしてタオルを浸してかたく絞る。
- 染み込ませたタオルで汗染み・汚れが気になる部分を叩くように拭き取る。
- かたく絞った濡れタオルで洗剤がついた部分を拭き取り、乾いたタオルで水分を取りのぞく。
- 形を整えて風通しのいい場所で陰干し。
ニット帽
ニット帽は他の帽子よりも比較的に洗濯可能なイメージではありますが、洗うことで縮み伸びてしまい使い物にならなくなることも多い帽子です。帽子によって洗い方が異なるので必ず表示を確認しましょう。ちなみに我が家にあるニット帽を比較したところ、グレーは洗濯不可、ブルーは手洗い可能でした。
手洗い可能・洗えない場合、同様にキャップの手入れ方法とほとんど変わりはありません。優しく押し洗いして、よくすすぎ短時間脱水、風通しのいい場所に平干ししましょう。柔軟剤を少し入れることも効果的で、ふっくら仕上がり静電気予防にも繋がります。
ベレー帽
ベレー帽に使われている多くの素材はフェルト生地で、濡れると縮み型崩れを起こします。日頃からブラシなどでならし整えて、汚れが気になる場合はキャップ【洗えない場合】を参考にお手入れしましょう。干す際は中にタオルを詰めて形を整えながら干します。
麦わら帽子(カンカン帽)
天然素材・紙製の麦わら帽子がありますが、装飾が施され取れないタイプや糊で固められている場合が多く、洗濯可能表示であっても色落ち型崩れを懸念し初心者は洗わない方が無難といえます。
特に汗をかきやすい時期に使用するので固めにしぼった濡れタオルで全体を拭いたり、こまめに内側に除菌消臭スプレーし影干ししましょう。
