

珪藻土(けいそうど)ってなに?
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珪藻とは藻類の植物性プランクトンで、この死骸が長い時間をかけて蓄積し化石となったものを「珪藻土」と呼んでいます。吸放湿性・吸水性・断熱性・吸臭性に優れていて、古くから建材や七輪など陶芸品にも使用されている天然資源です。
珪藻土は目に見えないほど小さな孔(あな)があり、自立呼吸をしていて水分を吸水し放出する働きがあるためこの性質を生かしバスマットとして利用され始めました。何人使っても足元がサラッとしているバスマットは理想ですよね。
流行り?の珪藻土バスマットを買ってみた。ニトリで売ってた比較的安価なヤツでしたが、こりゃなかなかイイですよ。すぐにカラッと乾くし、個人的には洗濯物が減ったのが嬉しい。使わないときは壁に立て掛けりゃさほど邪魔にもなりません。オススメです。 pic.twitter.com/0CWCTz76ID
— MA2 (@adrenalindd) 2017年3月20日
カビ・ダニ・水虫対策にも!珪藻土バスマットを使うメリット
布製のバスマットだと一人暮らしではない限り、2番目以降にお風呂に入る方はバスマットが湿っていたりビショビショだったり気分のいいものではないですよね。この珪藻土バスマットはその特性を生かし、濡れた足で乗っても長くて1分ほどで吸水、乾燥するのが大きなメリットです。
また、布製のバスマットとは違い、洗濯の必要がなくいつでも乾燥しているのでカビや雑菌の繁殖を防ぎダニも生息できません。家族に水虫の人がいる場合でもうつる心配はないので、もうバスマットを分けて用意する必要はありませんよ。
珪藻土自体に脱臭効果もあるので、いつでも清潔な状態を保ったまま使用可能です。ファミリーだけではなく、つい洗濯を忘れがちな一人暮らしの方にも向いている商品といえますよね。

購入前によく確認!珪藻土バスマットの落とし穴
所謂B級品で安くなってた珪藻土バスマットを買ったらやたら臭くて(臭いコンニャクみたいな臭い)珪藻土バスマットの臭いについて調べてみたら「安い珪藻土バスマットは中国製のニセモノ!アスベストとか入ってて臭いのが証拠!」って内容の告発ブログ的なのがヒットして頭を抱えている。
— 虎丸 太壱 (@tora_torao) 2016年9月12日
珪藻土バスマット買ったけど、soilとかの有名メーカーじゃないからか、めっちゃくさい。しょんべんの臭いする。
— Hotta休止 (@lego_em) 2015年9月27日
2000円以下の安価な珪藻土バスマットは中国産が多いですが、すぐに割れたり、臭いがきつく使い心地が悪いものが多いため選ばないようにしましょう。全ての商品が粗悪なわけではありませんが、長くいい状態を保ちたいのであれば5000円ほどと少し金額は高くなってしまいますが日本製品が安心といえます。
「軽いから」という理由で薄いタイプを購入される方もいますが割れやすくなるので、ある程度の厚さや重量は強度を上げるという点でも重要です。種類によっては天日干しも可能ですが多くの珪藻土バスマットは、天日干しにより反ってしまい割れや欠けの原因となるので陰干しに留めておきましょう。
