
下着ってみんな何日くらいで洗濯しているのかしら?ショーツは毎日取り替えてるけど、ブラジャーって洗濯しすぎるとワイヤーが歪んで劣化が早まるって聞いたことがあるし。聞きたくても聞きにくいのよね。

毎日洗濯している人が多く、次いで2〜3日置きに洗濯、長い人はなんと1週間以上洗濯しないという人もいるようです。下着ってついつい他の衣類と一緒に洗濯機に放り込みがちになるので、毎日洗濯しているという人も正しく洗えている人の方が少ないですよ。直接肌に触れる下着は汚れたままにせず、適切な洗濯で長く清潔に使いましょう。
おざなりになりがちな下着の洗濯を見直して清潔長持ち

普段人の目に触れない下着の洗濯はどのように行っていますか?下着は表にでない分、毎日洗濯していても適当に他の衣類とまとめて放り込んだり、何日か使ってから洗濯する人も多い傾向にあるようですね。
直接肌に触れるので汚れをそのままにしないのがベストです。汚れがついたまま使い続けると、素材の傷みを早めて黄ばみになったり、吸湿性や通気性、柔軟性が損なわれて臭いの原因となり不衛生です。しかし、洗えばいいというわけではなく、適当に洗濯してしまうとワイヤーが歪んでしまったり、生地を傷めてしまったりして当然ですが寿命を縮める原因となってしまうので適切な洗濯が大切なんですよ。

やっぱり毎日洗った方がいいのね。これからは毎日交換して、正しい洗濯で汚れたままにしないように心がけるわ!
【下準備】洗う前にまずチェック!
洗濯前に必ず下着のタグを確認しましょう!そこで手洗い表示のものか弱、手洗いコースなど洗濯機で洗える物か見分けます。
- パッドは洗剤が残りやすいため、あらかじめ外しておきます。
- 他の衣類やタオルと一緒に洗濯しないこと、長く洗いすぎたり型崩れの原因となります。
- 下着類でも、色の濃い物と淡い色の物は分けて洗う。
- ブラジャーのホックは留めておき、ビジューやスパンコールなど装飾のあるものは裏返す。
- 洗剤は下着にかけたりせず適量溶かして使う。
絵表示別洗濯方法を解説

絵表示のチェックが出来たら、今度は洗い方別に解説していきます。基本的にはどちらも中性洗剤を溶かした中に入れて洗います。蛍光増白剤が入っている洗剤は変色の原因となるので注意しましょう。
【手洗い編】
下着の型崩れを防ぐには、やはり手洗いがベストと言えます。優しく汚れを落としましょう。
- 洗面台や大きめの洗面器に30度以下のぬるま湯を張り、適正量の洗剤をよく溶かします。
※汗や皮脂などの水溶性の汚れはぬるま湯が最適ですが、30度を超えるものは縮みや劣化を早めるので不可。 - 下着を軽く振り洗いし、気になる部分は優しくもみ洗いする。
- たっぷりのぬるま湯を張り直し、しっかりとすすぐ。
- 軽く振って水気を絞り、タオルで包んで水気を切る。短時間タオルに包んで脱水も可。
【洗濯機編】
手洗いが一番だと分かっているけど、洗濯機OK表示だし、ゆったり洗う時間がないという人はこちらの方法で洗いましょう。
- ホックを留めたり、裏返すなど準備をしてネットに入れる。
※目の細かい引っかからない厚手のネットや下着専用ネットが適しています。 - 洗濯機のコースを手洗いやドライコースなど優しく洗い上げるものに設定する。
- 適量の洗剤を溶かしてから入れて、短時間で洗い上げる。
素材によっては繊維がコーティングされてほつれの原因となることもあるので注意が必要ですが、柔軟剤は基本的には肌触りをよくしたりするので使用可能です。
【型崩れを防止する干し方】

干す時に紐で干していませんか?紐で干すとゴムが伸びてビロビロなってしまいますので、干す時も正しく干しましょうね。
- 日に当たると色褪せの原因となったりするので風通しのいい日陰に干す。
- 脱水が終わったらすぐに取り出し、生地や形を整える。
- アンダー部分は他の場所より生地が伸びにくく、型崩れ予防となるので左右対称で洗濯ばさみでとめる。
※逆さまの状態で干す
乾燥機は使用不可です!生地が傷んだり劣化するので乾かすのは必ず自然乾燥で行いましょう。
下着は身につけるものだからこそいつまでも着け心地のいい状態をキープし、性能も損ないたくないものです。これを機に下着の洗濯方法を見直してみてはいかがでしょうか。