


カシミヤはとてもデリケートな素材

軽くて柔らかく肌ざわりがとてもいい。そして保湿性、保温性も抜群。少々高価ではあるものの、そんな理由から人気が高いカシミヤマフラー。あなたは正しくお手入れできていますか?
カシミヤは一本一本の繊維が細く非常にデリケートな素材です。そのため間違ったお手入れをしていると傷みや型崩れにつながり、せっかくの魅力が激減していってしまいます。そうならないためにも正しいお手入れの方法を身につけていきましょう。
カシミヤマフラーのお手入れのポイント
カシミヤマフラーのお手入れのポイントをどどっと紹介していきます。
着用後は必ずブラッシング
着用後は毛並みに沿ってブラッシングをし、ホコリやゴミをしっかり落としましょう。カシミヤの柔らかい毛は虫たちにとって最高のごちそうです。特に食べこぼしには注意が必要です。

水気はNG。すぐに拭き取る
撥水性(水を弾く性質)が弱いため、水分が付いたまま放っておくとシミの原因になります。雨の日やふとした時に水が付着してしまった時はすぐに拭き取るようにしましょう。拭き取ったあとはしばらく部屋干ししておきます。
また直接濡れていなくても、湿気をとるという意味で、普段から着用後は部屋干ししておくことをおすすめします。

シミを見つけたらすぐにケア
繰り返しになりますがカシミヤ素材は虫たちのごちそうです。シミは虫食いの原因になりますのですぐにケアしましょう。
その方法はいたって簡単です。薄めた洗剤をタオルにしみこませ、シミを拭き取る。続いて水をしみこませたタオルで同じところ優しく拭き取り、洗剤を落とします。最後に乾いたタオルで水気をとって部屋干ししておきましょう。擦らないように気を付けてくださいね。
毛玉ができてしまったら
着用時のちょっとしたこすれや摩擦で簡単に毛玉ができてしまうのがカシミヤの難しいところです。
毛玉ができてしまったらその箇所の繊維をハサミでぷつんと切って除去するようにしましょう。無理に手で引っ張って取ることは厳禁です。
頻繁な洗濯はNG
カシミヤマフラー独特のつるっとした肌触りは、繊維に含まれている油分によるものです。頻繁に洗濯してしまうとこの油分が抜けてしまいカシミヤの魅力が激減してしまいます。
洗濯するタイミングとしては、酷く汚れが付いた場合やにおいが気になる場合、またシーズンが終わって保管する前で十分です。
カシミヤマフラーもポイントを押さえれば家で洗濯できます。ただ注意点がいくつかあるので慎重に行いましょう。
