


高級タオルとして名高い今治タオルはどこが優れてるの?

タオルはお祝いや挨拶などの贈答品として人気が高く、中でも最高級品である今治タオルは有名ですよね。しかし、「ただの有名な高いタオルでしょ?」くらいにしか思ってない人も多く魅力に気付いていない人も少なくありません。
明治27年から始まり約120年の歴史を持ち、今治タオル工業組合(2016/12/19 四国タオル工業組合から改組)独自の認定基準に合格し、上質なタオルであることを保証したもののみにブランドロゴ・マークがつけられた商品が今治タオルです。


宮内庁御用達でもある今治タオルの最大の魅力。それは吸水性とやわらかな触り心地にあります。
買ったばかりのタオルで拭いても水を吸わなくて不快に感じたことありませんか?今治タオルは「最初に洗濯しなくても吸水性のいいタオル」「柔軟剤を使用して洗わないタオル」として、独自の品質基準(沈降法)検査で「未洗濯」「3回洗濯」と分けて2回ずつ、タオル片を水に浮かべて5秒以内に水に沈むかをチェックしクリアした商品のみ認定しています。
この他にも脱毛率が低く色落ちしにくいという特徴も人気の要因の一つです。
ふわふわな肌触りを保つための洗濯方法
タオルを洗濯するごとに生地がケバケバして肌触りが悪くなっていくことってよくありますよね。今治タオルは綿本来の良さを引き出すために厳選した良質な綿を用い、撚りの強い糸を使用せず硬くなりにくい撚りの甘い糸を使用しているので、正しい洗濯でふわふわやわらかな肌触りを継続することができちゃいます。

今治タオルは柔軟剤NG!?

柔軟剤を使うことでよりタオルのふわふわ感を長持ちさせられると思いがちですが、繊維をコーティングしてしまい吸水性を落とす原因となったり、パイルが抜けやすくなってしまいます。
パイル生地はマジックテープやビジュー、ホックなど引っかかりやすい衣類との洗濯は避けて、ネットに入れて洗います。脱水後はすぐに取り出し、風に馴染ませるようにパタパタとふり空気を含ませてパイルを起こし風通しのいい日陰に干しましょう。パイルが出てきてしまった場合は根元から切ってしまうことでそれ以上のほつれを防ぐことができますよ。
赤ちゃんにも最適な今治タオルは出産・内祝いにも最適
タオルなど繊維製品の製造工程で衣類のシワや縮みを防止するために使うホルムアルデヒドは有害物質で、赤ちゃんの敏感な柔肌に接触するとアレルギーや皮膚障害を起こし発疹がでる可能性もあります。今治タオルはこの残留濃度にも厳しい基準を設けていて、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用できるんですよ。
安心安全なので、タオル生地のベビー用品やバスタオルなどお祝いの品として選ばれていることも納得ですね。使ってよし・送ってもよしな今治タオル。使用する際には、今治タオルの良さを損なわないように正しく取り扱ってくださいね。