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マットレスを長持ちさせる正しい手入れ方法

マットレスは布団の下に敷いているだけでも汗を吸収しており、そのまま放っておくと汚れて弾力性もなくなってしまいます。なのでマットレスは最低でも3ヶ月に1回天日干しを行い、年1回はしっかり洗濯しないといけません。またスプリングマットレスは水洗いすると中のスプリング部分が錆びてしまうので、自宅では洗わずクリーニングに出すようにしてください。
1ヶ月ごとにマットレスを上下逆さまにする
汗のかく量は上半身と下半身で異なります。そのため定期的にマットレスを上下ひっくり返しておくだけで、湿気が溜まりにくくなります。また両面同じつくりのマットレスなら、天日干しした後で表裏を反対にしておくと中の素材が傷みにくく、弾力が長持ちします。
年1回は必ずマットレスを洗濯
水洗いできるマットレスなら風呂場で踏み洗い
マットレスを水洗いするときはあえて洗剤を使わず、浴槽の水に浸けて踏み洗いしてください。マットレスのように弾力性に優れたものは吸水性があり、いくらすすいでも中に染み込んだ洗剤を取り除きづらいです。洗剤が残ることを極力避けるために水だけで洗います。
スプリングマットレスや折り畳めない分厚いマットレスはクリーニングに出す
スプリングマットレスや分厚いマットレスは折り畳めず、浴槽に浸けて踏み洗いできません。なのでどちらもクリーニングに出してください。
クリーニングではマットレス専用のスチームクリーニングでほぼ100%のダニを駆除できます。スチームで霧状に水を吹きかけているため、乾きやすくスプリング部分に付着しても錆びにくいんです。それに専用ドライヤーでマットレスの隅々まで乾かしていくため、スプリングマットレスでもクリーニングで水洗いできてしまいます。
布団とマットレスの間に除湿シートを敷いておく
除湿シートは湿気を吸い取るため、布団からマットレスに染み込んでくる寝汗を防いでくれます。もし除湿シートがなくても、新聞紙を敷くだけでも同じ効果を得ることができます。
ベッドクリーニング業者より宅配クリーニングの方が楽
マットレスを自宅にベッドクリーニング業者を呼んで洗ってもらう方もいます。ベッドクリーニング業者は1枚のマットレスを約3時間近くかけて洗浄から乾燥まで行ってくれます。1日でマットレスがきれいになるのは魅力的ですが、一度に何枚も洗えないことや3時間も業者が家の中で作業するため、忙しい主婦の時間を無駄にしてしまいます。
効率や手間を考えれば宅配クリーニングが最もおすすめです。クリーニングに1週間近くかかるものの、送るだけでクリーニングされて戻ってくることや何枚も一気に頼めるため、主婦の時間を邪魔することはありません。