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おしっこ臭い布団とパジャマの正しい洗濯方法

膀胱がまだ発達していない子供は眠りの深い夜だと無意識におねしょしてしまうことがあります。そのため小学生でもおねしょしてしまう子は意外に多く、それについて厳しく叱ったりすると自律神経失調症や無意識の中でトラウマになってしまうこともあります。是非寛容に見守ってあげてください。
おねしょ汚れ自体は水洗いだけで簡単に落ちますので、その対処方法を頭に入れておきましょう。
おねしょした部分にオムツを押し当てる
水洗いする前にオムツをおねしょした部分に押し当てて水分を吸収します。オムツの吸水効果はとても高いので、軽く押し当てるだけでほとんどの水気がとれます。先に水気を取り除いておくと後で水洗いしやすくなります。
重曹水がおしっこ臭を撃退
重曹はおしっこの臭いを中和する作用があります。5~8gの重曹を100~120mlの水で溶かします。もし重曹がない場合クエン酸を同じ分量で水に溶かしても同じ効果がありますので試してみてください
ぬるま湯のシャワーをかけてもみ洗い
尿は水溶性なので水で何度もすすぐことで落ちます。布団を丸洗いせず、35度のシャワーでおねしょした部分だけをすすぎます。このときお湯が熱過ぎると尿の成分が反応して固まってしまうので、35度以上にするのはやめてください。
またパジャマは染み込んだ尿を取り除くまで洗濯機に入れないようにしてください。
タオルで布団に付いた水気を拭き取る
洗った部分にタオルを押し当てて表面の水気をとっていきます。表面に付いた水気をとっておくだけでも後で乾きやすくなります。
おねしょ汚れが取れたら天日干し
シャワーで洗ったり重曹水を吹きかけることで、中まで水が染み込んでしまっているので天日干しして乾かします。布団は水洗いするとその部分が縮んでしまうので、干して空気を入れて弾力を戻します。
水洗いできない布団はクリーニングに出すべき
尿の臭いは重曹と水洗いでほとんど落ちます。しかし水洗いできない布団はクリーニングに出すことをおすすめします。臭いは落ちても自宅だけの処理で絶対シミにならないとは言えません。おねしょは広範囲に残るシミなので気になるならクリーニングでウェットクリーニングしてもらってください。
おしっこは水溶性なので水洗いできない布団でも、ウェットクリーニングで生地を傷めずきれいに落とすことができます。