ダニって何者?家庭に潜むダニの種類とその害とは

えりか
「布団や畳はダニの巣窟だ」なんて聞いたことがあるけど実際どうなのかしら。ダニって小さくて直接目に見えないし、実態が把握しにくいわよね。そもそもダニってどういった生き物なのかしら?
かずみ店員
「ダニ」と一概に言ってもその種類は様々で特徴があります。その害も、アレルギー症状の原因となったり虫刺されのように痒みや腫れを引き起こしたりと様々です。ダニとはどんな生き物なのか、知っておいて損はないでしょう。

ダニってそんなに害がある生き物なの?

ダニは昆虫とは違い、クモやサソリの仲間です。足は8本、体は頭部と腹部に分かれています。

大きさは種類にもよりますが、家庭に潜んでいるものはおよそ0.1mm~0.8mm程度と非常に小さいです。大量に発生している場合は別ですが、単体で動いているものを目視するのは非常に困難でしょう。

そのため実態を把握しきれていないがゆえに、実際に害を被るまでは「ダニ対策とは耳にするけどその必要性があるのか?」という疑問を持っている方も多いと思います。

ですがその考えは改めてください。ダニは人間に様々な害を及ぼします。刺されることで痒み腫れを引き起こしたり、糞や死骸がアトピーなどのアレルギー症状鼻炎気管支炎の原因になったりと、その害は多岐にわたります。

実は気がついていないだけでダニの被害を受けているかも…。ダニは人間の生活に密接に関係しているのです。

家庭に潜む主なダニの種類

ダニの種類は2万種にのぼるとも言われていますが、日本の家庭内に潜んでいる、覚えておいておきたいものは大きく分けて3種類。

その多くは、畳、布団や絨毯、それからぬいぐるみやクッション、ソファーなど、普段の生活でよく触れ合うものに潜んでいるのです。

チリダニ

大きさ 0.1mm~0.4mm程度
好みの温度・湿度 25℃~28℃・60%以上
増殖時期 1年中
主なエサ 人のフケ、アカ、汗
主な生息場所 布団、絨毯、ぬいぐるみ

チリダニは別名「ヒョウダニ」とも呼ばれています。非常に小さく肉眼での確認は難しく、高温多湿を好みますが1年中見られます。

この種類のダニは、直接人を刺して被害を与えることはありませんが、大量発生したことによる死骸、脱皮殻や糞が強力なアレルゲンとなり、アトピーや喘息などのアレルギー症状を引き起こします。

かずみ店員
なかなか知識がないとダニのせいだとは考えつかないですよね。あなたのそのアレルギー症状も実はダニが原因の可能性も…。

コナダニ

大きさ 0.3mm~0.5mm程度
好みの温度・湿度 25℃~28℃・70%以上
増殖時期 梅雨時、秋口
主なエサ 食品(米、小麦粉、味噌、チーズなど)、ワラ、紙類
主な生息場所 畳、食品内

大きさが非常に小さいため単体の肉眼での確認は難しいです。しかし大量に発生するとその名の通り、白く粉がふいたようになるのが特徴です。

特に多湿を好み、湿度が高いことで強力な繁殖力を発揮します。

食品害虫と呼ばれ、粉末製品を中心に生息し、様々な食品に被害をもたらします。

人を刺すことはありませんが、数が増えることでこのコナダニをエサとするツメダニの繁殖に繋がるので注意が必要です。

ツメダニ

大きさ 0.3mm~0.8mm程度
好みの温度・湿度 27℃~30℃・70%以上
増殖時期 8月~9月
主なエサ 他種のダニ
主な生息場所 布団、絨毯、畳

チリダニやコナダニなど、他種のダニをエサとして増殖します。そのため他のダニが生息する場所である布団や絨毯、畳など生活と密接に関係する場所に生息します。

人を狙って刺すわけではありませんが、大量に発生することでその一部が人を刺し、痒みや腫れの症状を引き起こします。

症状は基本的に刺された1日~2日後に現れ、1週間程度続きます。蚊などの虫刺されとは違い、肌の露出がない場所を数箇所連続して刺してきます。

いつどこで刺されたかわからない
なぜこんな場所に虫刺されの跡が…
痒み・腫れが長引く

こんな症状はツメダニの仕業を疑うのが無難です。

ダニの繁殖・生息条件を覚えれば対策は簡単!

家庭内に生息するダニに総じて言えることは、

  • 高温多湿
  • エサが豊富にある
  • もぐって産卵できる環境

この3つを満たすところに数多く生息することになります。そのため、布団や絨毯、畳など、人の生活と密接に関係する場所で増殖し被害を与えてくるというわけです。

ダニはしっかりと対策をすることでその増殖は極端に減らすことができます。ダニの生態を少しでも知ることで対策の必要性を理解していただければと思います。

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