

布団は菌まみれ!寝汗をかきやすい子供や男性は要注意

子供はコップ2杯分、大人はコップ1杯以上の寝汗をかいているといいます。
マツコデラックスさんは、冬の寝汗で掛け布団に霜柱がたったというエピソードがあるほど寝汗をかきやすく、同じように悩んでいる人は多いと思います。しかしかいてしまうものはしょうがないですし、お布団のケア自体はそんなに難しいものではありません。
寝汗をそのままにしておくと、汗や皮脂が酸化して寝具が黄ばんだり、湿気でカビが発生しやすくなります。高温多湿や皮脂・カビ・フケを好物としたダニは一気に増殖します。丸洗い可能な寝具なら、皮脂や汗など水溶性の汚れを落とせるので定期的に丸洗いしてよく乾燥させましょう。
日頃からできる寝汗対策
敷布団を使用している場合は、起床後すぐに布団をしまうのではなく起床後は掛け布団をめくり、しばらく放湿して冷ましてから畳むようにしましょう。干せる場合は天日干し、乾燥機を使用することも効果的です。
干せない布団の通気性をよくする方法
ベッドの場合も同様にマットレスを乾燥させるために起床後は、掛け布団や毛布などはめくり通気性をよくします。頭の方が湿気がたまりやすいので、定期的に上下入れ替えたり、マットレスを起こして壁に立てかけておくなどすると、湿気の偏りを防ぐことができます。
マットの下に敷く湿気とりシートも実用性が高いので使ってみて下さい。


湿気を吸収すると干すタイミングを知らせてくれたり、自宅で簡単に丸洗いできることから人気となっています。ベットカバーやシーツは週1回を目処に洗濯するのが理想ですよ。
寝具を通気性が良いものに変えるのも手
寝汗に困っているという場合は、化学繊維の寝具は蒸れやすい傾向にあるため、寝具を天然繊維のものにかえて蒸れを防止することも方法の一つです。麻素材や綿は通気性がよく洗濯しても傷みにくいため寝汗が気になる人に適しています。
化学繊維でも、ウレタンやマイクロファイバーなど通気性がよく吸放湿性に優れているものであれば洗濯もでき乾きやすいというメリットもありますよ。また、まくらは湿気をためやすく、黄ばみやすかったりダニの温床となっていることも多いので丸洗いできるタイプのものに変えることを推奨します。
中綿の洗濯はクリーニングで丸洗い
土地、季節柄長い間天気が悪く洗濯できなかったり、乾燥させて満足して対処したつもりになっている人も多いですが、あくまで一時しのぎに過ぎません。乾燥させても皮脂やたんぱく質といった汚れは中綿に付着したままで、布団から刺激臭(汗に含まれるアンモニア臭)がすることも珍しくありません。
自宅で洗濯するにも場所やスペース、中まで十分に乾かす時間もかかります。そんな時は季節ごとでもいいのでプロであるクリーニング店にお任せし、中綿までしっかりと洗浄して油など皮脂汚れや臭いを取り除いてもらうことで、清潔感や安心感がまるで違いますよ。寝汗がひどくお困りの際は、お試しで利用してみて効果を実感してみてはいかがでしょうか。