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コインランドリーのメリット

主婦が使いやすい環境にシフトチェンジ
コインランドリーというと「暗い」「危ない」「一人暮らしの男性」「不衛生」などマイナスイメージを持っている方が多いと思います。しかし、最近は非常にクリーンで女性が使いやすい雰囲気の場所になっています。
キッズルームやカフェが入っているお店もあります。特にカフェなど他の店員さんが同じ空間にいることで防犯面や、待ち時間も過ごしやすくなりました。
The Laundromat Cafe【アイスランド】
コインランドリーとバー、図書がミックスしたカフェ。ここを訪れる人は洗濯が終わるのを待ちながらワインを飲んだりするそうです。 pic.twitter.com/9MOH1YXYTq— Earth Pics〜絶景写真〜 (@EarthPics_japan) 2017年4月4日
雨の日も布団や大量の衣類がふわふわ・カラッと仕上がる
ジメジメした季節は洗濯物が乾きにくく雑菌が繁殖し、洗濯しても嫌な生乾き臭になってしまったりしますよね。コインランドリーは大型のガス乾燥機を使用しているので短時間でカラッとふわふわに仕上がります。
ただし、熱風に弱い繊維の衣類は縮んだり、乾燥終了直後は熱いためしっかり乾いていると思いきや、乾燥時間をケチったせいで実は内部は湿っていて、生乾き臭・カビ発生の原因ともなりやすいので注意が必要です。
ダニ・カビ・花粉などのアレルギー源を除去
季節の変わり目は衣替えのために、布団の丸洗いをコインランドリーで行うのも人気の使用方法です。乾燥機は80度〜120度と高温になるため40分ほど回せばダニを死滅させることができます。また、外に干すと花粉が付着してしまうという悩みも、まとめて洗って乾燥だけ持ち込むなどすれば解決!コインランドリーによってはキャンペーンで乾燥機の使用を安くしているところもあります。
布団は水分を含むと重くなるので、乾燥のためだけに持ち込むのではなく一連の作業をコインランドリーで行うことをおすすめします。中綿が偏ってしまう恐れもあるため、洗濯表示をよく確認してから持ち込むようにしましょう。
遅い時間でも洗濯〜乾燥まで利用できる
アパートやマンションなどは、洗濯機の利用時間に制限があったりする所も多いですよね。仕事の都合で中々使える時間に帰宅できないという方も、コインランドリーは24時間営業のお店が多いので深夜でも洗濯できます。
靴の洗濯・乾燥も可能
コインランドリーには靴専用の洗濯・乾燥機が設置してある店舗も増えてきました。子供靴や汚れがしつこい登山靴の洗濯など、短時間で乾燥まで行えるため非常に便利です。
コインランドリーは衣類だけでなく靴も洗える、という事実を知らなければ、なるほど「コインランドリーで靴を洗うバカがいる」という理屈になる。でも現実は靴を洗えるのがコインランドリーの常識で、この人こそ常識を知らないということになる。人を批判するというのは、難しい。
— 無明舎出版 (@mumyosha) 2017年3月29日
コインランドリーのデメリット

お金がかかる
自宅で洗濯するよりも当然ですが費用がかさみます。店舗や量にもよりますが一連の洗濯で1000円程、乾燥のみでも500円〜800円はかかるので家計を考えると頻繁に利用できる金額ではありません。
かといって安く済ませたいがために、洗濯可能なラインを越えて詰め込んだり乾燥時間をケチったりすると、汚れ落ちや乾燥が不十分のままとなってしまいます。
マナーの悪い利用者・泥棒もいる
どんな人が使っているか分からないところもコインランドリーのデメリットです。中にはペットが使っていたであろう毛だらけの毛布をそのまま洗濯したり、介護で汚れたシーツを汚れを落とすことなくそのまま入れていたりなど、自宅で洗濯したくないものを持ってくる利用者もいます。
更に、洗濯中は一時帰宅する方も多く目を離した隙に下着や衣類がなくなっていたということもあります。女性の深夜利用や、一人で待っている時間はセキュリティ面の不安も感じます。

持ち込み・取り込みに手間がかかる
自宅からの運搬・洗濯・乾燥まで、コインランドリーを利用するには3時間以上かかります。いくらまとめて洗濯できるといっても、コインランドリーに貴重な休日を奪われてしまうことは大きなデメリットです。
段々と女性に優しくクリーンなイメージが定着してきたコインランドリーですが、布団を洗濯する場合は車は必須ですし、女性一人で一連の作業をこなすのは中々の重労働となります。
宅配クリーニングとコインランドリーを併用しよう

何でもかんでもコインランドリーで洗濯しようと思わず、自宅の洗濯機や宅配クリーニングと使い分けていくのが効率的です。例えば布団や毛布など、大きい衣類はコインランドリーが適していると思われがちですが、手間や金銭面を考えると宅配クリーニングがおすすめです。コインランドリーを最もコスパよく使うのは、日常軽量衣類を大量に出す場合です。
逆に宅配クリーニングの場合、一枚ごとにお金がかかってしまうため日常軽量衣類を出すには向きません。また住まいや生活環境などによっても異なるため、下表を参考にしてみてください。
自宅洗濯機 | コインランドリー | 宅配クリーニング | |
メリット | ・お金がかからない ・日常軽量衣類は自宅で洗濯・乾燥可能 |
・雨の日もOK ・大物を洗濯・乾燥可能 ・一度に大量に洗濯・乾燥可能 ・靴の洗濯・乾燥可能 ・初期費用不要 |
・仕上がりNo.1 ・手間がかからない ・ドライクリーニング可能 |
デメリット | ・初期費用がかかる ・洗濯可能なものに制限がある ・洗濯時間に制限がある ※マンションなど ・洗濯量に制限がある |
・お金がかかる ・利用者マナーが悪い ・盗まれることもある ・手間がかかる ・布団を洗う際は車が必要 |
・お金がかかる ・日数がかかる |
洗濯物 | ・日常軽量衣類 ※シャツ、下着、タオルなど |
・日常軽量衣類 ※量が多い場合 ・布団 ※布団、毛布、まくら ・靴 |
・軽量衣類 ※ワイシャツ、ブランド衣類、パンツ ・重量衣類 ※ダウン、スーツ、コート ・布団 ※布団、毛布、まくら |