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意外と多い!スマホの洗濯事故

スマホをズボンのポケットなどに入れていて、うっかり洗濯しそうになったり、便器や水の中に落としてしまいそうになり冷や汗をかいた経験はあると思います。スマホ故障の原因として、衣類と一緒に洗濯してしまったり、トイレに落としてしまったりするケースは年々増加しています。
スマホの保証期間内であっても、水没による水漏れはメーカー保証の対象外となり修理費は安くて1万円〜3万円ほどかかることもあるので事前に気をつけたいところですね。スマホの使用期間によっては機種変更したほうが安いこともありますし、水没して復旧できない場合は全てのデータが消えてしまうのでバックアップを取っておくことは重要です。
また防水機能が付いたスマホでも、イヤホンや電源プラグの差込口は防水が対応していないことがあります。そうした部分の水没は気付くのに時間がかかることが多いので注意が必要です。
水没したら◯◯に要注意!復旧できるかの分かれ道
スマホを洗濯してしまったことに気付き、または干す際に気付いた時はスマホの動作確認として電源を入れてはいけません!
電源がONのままだった場合は電源をまず落とします。水没したスマホの電源を入れる行為は基盤回路をショートさせ、その命にとどめを刺すようなものです。スマホを振って水を出そうとするのも、水を隅々まで浸透させ故障の原因をつくる行為なので止めましょう。
洗浄剤が付いている場合などは不純物も内部まで入り込んでいる可能性が高いので一度真水で洗い、優しく拭き取り、外せる物(電池パック・SDカード・SIMカード)は外してキッチンペーパーや綿棒など吸水性のいいものでケアしましょう。その際もこすってしまうと内部に繊維など残ってしまうことがあるのでゴシゴシするのはNGですよ。
ドライヤーNG!熱による二次被害に繋がります
乾燥させるためにドライヤーを使うのは危険です。確かにドライヤーを使うとボディは早く乾きますが内部に水が残ったままだったり、風圧で内部の水が他の部分を侵食してしまうこともあります。そして何より、スマホは熱に弱く基盤を壊してしまうことも。ドライヤーはやめたほうがいいと言えるでしょう。
除湿剤と一緒に密封するだけでスマホが復活!

100円ショップなどで売られているシリカゲルや家庭で使われる水とりぞうさんなど塩化カルシウムを使った除湿剤を準備します。
スマホと一緒に真空パックに入れて2~3日間乾燥させると、元通りとはいかないまでも一時的に復旧する確率が高くなります。
京都音博時の集中豪雨による水没状態から、私のiPhoneが復活しました。治療法は、◯100均で買ったシリカゲルを入れてジップロックに密封→電源オフで寝かせること3日 です。
画面真っ暗から奇跡の復活。すぐに電源切るのが最も重要。後は、ツイッター見たい気分との戦いでした。 pic.twitter.com/4Of7IrNYR2— 雄太@動物と音楽と珈琲 (@yuta03191982) 2016年9月23日
復旧しても安心せずにバックアップの確認を
運良く復旧したとしても、それは元に戻ったわけではなく一時しのぎに過ぎません。バックアップを取っていない場合はこの隙にバックアップを取ったりアプリの移行準備など行いましょう。不安な場合はキャリアのお店に持って行きバックアップ可能かデータは消えていないか相談するのが安心ですね。
水没した時の対処法をご紹介しましたが、水没させないに越したことはありません。スマホは家の中の定位置を決めておいたり、洗濯する時にまとめてポイっと入れないなどの予防が大切といえますね。