

ウォッシャブルジャケットを洗ってみたよ

今回洗濯してみたウォッシャブルジャケットはオリヒカの製品。夏の定番素材である麻を使用した少し特殊な生地(綿麻ジャケット)。お店の方からは「じゃんじゃん洗って下さい!アイロンも不要です!」とのことでしたが、実際はどうなのでしょうか。



3度ほど着用し汗をたっぷり吸っていたので洗濯。

スーツやジャケットは染色の特性上、他のものに色が移りやすいため、摩擦を防ぐため必ず洗濯ネットを使用します。

投入!

洗剤は適正量、柔軟剤は規定よりも少なめで洗濯・乾燥まで行います。ウォッシャブルジャケットのみの洗濯なら柔軟剤は使わない方が良いかもしれません。洗剤も少しでOKです。
乾燥機が付いていない場合はしっかりシワを伸ばしてから干しましょう。スーツやジャケットは直射日光や蛍光灯の光に弱いため、お風呂場の乾燥機か、部屋干しでもかまわないため風を当てて一気に乾かしましょう。

仕上がりがこちら。



襟元が多少寄っていますが、袖や背中のシワはまったく付いていません。色落ちもありません。細かいところは軽くアイロンを当てれば元通りになりました。
ウォッシャブルジャケットの洗濯は簡単!しかし侮らない。
ウォッシャブルジャケットの洗濯ポイントは2つ。1つ目は、洗濯ネットに入れること。スーツやジャケットの紺・黒はたとえウォッシャブルであっても摩擦で色移りしやすくなっています。
2つ目は、乾かす・干す環境を前もって用意しておくこと。染色の特性上、直射日光や蛍光灯の光に弱く、陰干しあるいは乾燥機を使う必要があります。干すのに遅れてしまえば生乾きの原因にもなります。
今回は麻など乾きやすい製品でしたので問題ありませんが、ウォッシャブル製品であっても使われている素材は必ず確認してから洗うようにしましょう。洗い方そのものはシンプルですが、他のものとぎゅうぎゅう詰めで洗ったり、太陽をたっぷり浴びさせて乾かすとトラブルの元となります。