洗濯時にシャツのボタンが割れないようにする方法

えりか
洗濯中カラカラ音がするから中を見たらシャツのボタンが割れてたの。予備があるから良いけど、もし次割れたらどうしよう?
まなつ
ボタン付きのシャツは手洗いが原則よ!洗濯機だと中で当たって割れちゃうの。貝ボタンとかデザインボタンはもろいから1回洗濯しただけで割れるから本当に気をつけてね。
かずみ店員
時間がなかったり、手間な場合は洗濯機で洗うこともできます。シャツを裏返し、ボタンにアルミホイルを巻いて直接洗濯槽に当たらないようにします。なおドラム式洗濯機の場合は叩き洗いなのでそれでも割れてしまうことがあります。大切な洋服やデザインボタンのシャツは洗濯機のタイプにかかわらずクリーニングに依頼して下さい。

ボタン割れを防ぐ洗い方

かずみ店員
ボタンシャツはほぼ確実に「洗濯ネット使用」のマークがあります。洗濯ネットが洗濯槽に当たったときの摩擦を軽減させてくれますので必ず使うようにして下さい。

シャツをそのまま洗うと表面の汚れが落ちやすくなりますが、ボタンが洗濯槽に直接当たってしまいます。なので直接当たらないように全部ボタンを留めシャツを裏返します。そうすることで裏生地がクッションになり衝撃を軽減してくれます。

しかし裏返したためシャツ表面の汚れ落ちが悪くなります。

貝ボタンなど割れやすいものを洗う時は、アルミホイルをボタンを包める大きさに切り取りくくりつけて洗濯します。シャツ表面の汚れがひどく、どうしても裏返して洗いたくないときにおすすめです。

割れやすいボタン・割れにくいボタン

割れにくいものに替えることも1つの手段ですが、割れないように洗濯方法を工夫することでボタン割れを防止することもできます。

【割れやすいボタン】
貝ボタン角張ったボタン
貝ボタンは光沢があり上品な印象がありますが、衝撃に弱く洗濯機で洗うと割れてしまいます。また角張ったボタンだと衝撃が一点に集中しやすく、材質に関係なく割れやすくなります。
【割れにくいボタン】
プラスティックボタン丸ボタン
プラスティックボタンはポリエステル樹脂で作られており、光沢はありませんが強度が高く割れにくいです。最近ではV-SHOCKボタンと言われる耐衝撃性・耐圧性に優れたものがあります。また形状が丸いと衝撃を分散しやすく割れにくくなります。
かずみ店員
ボタンはブランドロゴが入っていたり独自の素材を使ってたり意外とこだわって造られています。特にブランドシャツはシーズンが過ぎると製造中止、限定品になっていることが多いので、割ってしまうと同じものが二度と手に入らなくなってしまうこともあります。そうなる前に洗濯前の一手間で割れないようにすることが大切ですね。

できれば洗いたくないボタン

ボタン素材には、貝、皮、木材などの天然物からガラス、プラスティック 、メタル、セルロイド、陶器、紐、そしてカゼインなどがあります。

「カゼイン?」と思われた方も多いと思いますがこのカゼイン大変多く使われています。カゼインとは、牛乳を温めると表面にできるあの薄い膜のことです。カゼインは、増粘剤としてかまぼこ、スパゲッティ、アイスクリームなどに広く利用されている身近な物です。原料は、もちろん牛乳です。製造は、牛乳の脂肪を分離させて残ったタンパク質をパウダー状にしそれに水を混ぜて型に入れ固めて作ります。

カゼインボタンは、適度な固さで大成形しやすいうえに染色もしやすいという特徴があり、今多くのボタンに使用されています。作る側にとっては、大変良い素材なのでしょうが、クリーニングに来た際にはあまり歓迎したくないボタンです。つまり素人が知らずに自宅で洗濯してしまうと必ず失敗するという意味です。

通常に使用するのには、特に問題はありませんが素材の性質上濡れるとふやけて強度がかなり落ちてきます。 また水によって色も出やすくなります。

実際のトラブル例をあげますと白い綿のスーツに、紺色のカゼインボタンが付いている物を水洗いした時、ボタンの紺色がにじみ出て、白の地色についてしまいました。もちろん後でついた色は、綺麗に落としますがこのようなトラブルは、めずらしいことではありません。

対策としてあやしそうな物は、アルミ箔でくるんだりして洗っていますが、時にはその隙間から出てしまうこともあります。その他のボタンで気を使うのが薄い貝ボタンです。 ボタンカバーというのがありますのでそれに包んで洗いはしますが、それでも大変デリケートで弱い物ですのでこれも困り物です。

変わったボタンでは、七宝焼きのボタンなどもあります。そのような特殊で破損しそうな物や替えボタンが無く、絶対に無くしたくないボタン等は、可能であれば「外して」クリーニングにお出しください。ボタンも消耗品の一つですので永遠に変わらない物ではありません。

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