


タグ表示を再確認で洗濯上手に!
冬に人気のニットやブランド物のTシャツなど色々な物と一緒に洗濯機に突っ込んで、縮んでしまったりヨレヨレになってショックをうけたことがある方も多いのではないでしょうか。
縮みやすかったり、普通洗濯してはいけない衣類には洗濯表示に必ず「手洗いマーク」または「ドライマーク」が表示されています。
例えば「手洗い 30 中性」と表示されている衣類は「30度を限度とし中性洗剤を使用して手洗い」という意味です。平成28年12月1日からは、洗濯表示が新しくなり水に手を入れたマークに変更されています。
手洗い表示でもドライコースで洗濯可能

冬の衣類は特に手洗いマークが多く洗濯にこんなに時間を割けませんよね。そんな時は、ドライマーク(新表示は◯P)を確認しましょう。手洗いマーク+ドライマークが表示されている衣類は洗濯機のドライコースで中性洗剤を使用し洗濯することが可能なんです。
間違いやすいのですが、手洗いコースとドライコースが選べる洗濯機は、ドライコースで洗濯するようにしましょう。先入観から手洗いコースを選びたくなる所ですが、ドライコースの方が水流が弱く洗濯機をほとんど回さず短い脱水で優しく洗うことができます。
手洗い「×」や「ドライ石油系」はクリーニング

ウールなどの素材で出来た衣類は水により縮むことがあるので、手洗い表示が×でドライセキユ系(新表示◯F)と表示されているものがあります。
手洗い×マークは手洗い水洗い不可で、ドライセキユ系マークは石油系有機溶剤で洗っているクリーニングで洗濯可能という意味なので、愛着があったり長く着たい衣類の場合はクリーニング店にお任せするといいでしょう。
縮んでしまった衣類復活の裏技
最後に、繊維が絡まり縮んでしまったニットを戻す手順を紹介します。
- アモジメチコンというシリコン成分が配合されたヘアトリートメントや柔軟剤を使用する
- 洗面器や洗面台に貯めた水に多めに溶かして30分程度浸し繊維をほぐす
溶けにくい場合はお湯で溶かして使用する - 干す時は1分ほど脱水し伸ばして干す
ダンボールなどを型取り伸ばし元の形に固定するとなお可
クリーニング店でもシリコン入りの洗剤などに浸して元に戻しているところもあるので非常に有効な手段と言えそうですね。しかし思ったように戻らなかったり、余計な手間となってしまいますので、洗濯表示をしっかり確認し予防するところから始めることを推奨します。