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洗濯物の正しい仕分け方法

洗濯を1回で終わらせようと洗濯機にまとめて入れてはいけません。洗濯機に入れる前に必ず仕分けしてください。仕分けするときは洗濯物を1つ1つ手に取り一緒にポケットの中まで確認します。
子供のポケットには何が入っているかわからないので要注意です。また男性のポケットにも名刺やボールペンが入っていることがあるので油断できません。
色物と白いものは分けて洗う
新品の色物や柄物は色落ちしやすい特徴があります。赤や青系のものは必ず分けて洗濯してください。白いシャツやTシャツは何が原因で汚れるかわからないので、必ず他の衣類と分けて洗います。
また色落ちしやすいものは自宅で洗わず、クリーニングに出すことをおすすめします。洗濯表示に「水洗い可」と記載されていてもそれは素材自体の意味なので、水に浸けて色落ちするものは自宅で水洗いしてはいけません。
シーツや枕カバーは必ず衣類と分ける
いくら白いものでもシーツや枕カバーは衣類と一緒に洗ってはいけません。寝具に関するものは目立った汚れはなくても、大量に埃と汗を吸収しています。そのため洗濯機に入れるときは分けて寝具類として個別で洗います。
汚れ具合によって分ける
汗やジュース、しょうゆなどの水溶性汚れは水洗いすると落ちるものの浴槽内を汚してしまいます。そのため必ず洗濯機に入れる前にお風呂場で手洗いします。手洗いするときは汚れ部分に洗剤を直接付けて洗うと一気に汚れが落ちます。
化学繊維であれば漂白剤に浸け置きしてシミを抜くこともできますが、やり過ぎると傷むのでおすすめできません。
泥や墨などは水洗いでも落ちない
泥や墨、すすなどは不溶性汚れと呼ばれていて水にも油にも溶けない汚れです。そのため自宅で不溶性汚れを洗う場合は、タワシや歯ブラシで擦って落とすしかありません。
洗濯ネットを使って仕分けする
セーターやニットなどは洗濯槽内で他の洗濯物に引っかかるため、必ず洗濯ネットに入れてください。女性の下着もホックの金具部分が他の洗濯物を傷つけてしまうため洗濯ネットに入れます。
また生地が薄いものも他の洗濯物と擦れて破れないよう洗濯ネットに入れることで摩擦予防になります。
洗濯ネットに入れると汚れ落ちが悪くなる
洗濯ネットに入れることで型崩れを予防できます。そのため何でも洗濯ネットに入れる方がいますが、洗濯ネットに入れると水との摩擦が減り汚れ落ちが悪くなります。そのため汚れがひどく付いているものは洗濯機に入れる前に手洗いしてください。
洗濯上手は仕分け方を知っている
洗濯物をきれいに洗うために仕分けは必ずしてください。たとえ洗濯物が少ない場合でも仕分けします。まとめて洗ってしまい洗濯物が汚れてしまうほうがまた洗うことになり手間です。
また性能の高い洗濯機を使っていても、洗浄効果にそこまで差が出るわけでもありません。もし何度洗っても汚れが落ちないものは必ずクリーニングに出すようにしてください。