畳はダニの巣窟!除湿・掃除のお手入れも一工夫で簡単予防

えりか
「畳はダニの巣窟」だなんて言葉をよく聞くわ。そうならないためには具体的にどんなことをしたらいいのかしら?
かずみ店員
畳のダニは「除湿」と「掃除」、そしてここに一工夫することで簡単に予防することができます。畳はダニの繁殖条件が整いやすい環境ですので、うっかりしていると簡単にダニの大量発生に繋がります。日頃からの予防が大切です。

畳に潜むダニの正体と繁殖条件

家庭内に潜むダニの特徴は、

  1. 高温多湿
  2. 栄養となるエサがある
  3. もぐって産卵できる環境

これら3つの条件を満たすところに数多く生息します。吸湿性に富むイグサを編みこんで作られている畳は、ダニの繁殖条件を満たしやすく、ダニにとってみれば格好の住処なのです。

ダニは害虫の一種であり人間に様々な害を及ぼします。しっかりと対策をし、日頃からダニが繁殖しにくい環境をつくっていくことが大切です。

具体的に畳のダニを予防するには何をすればいい?

ずばり、いかに湿度を高くしないか、いかに栄養となるエサを断つかがとても重要です。つまり、ダニ予防のポイントは「除湿」と「掃除」の2点になります。

【畳の除湿】ダニは乾燥に極めて弱い

窓を開けて換気する

部屋の窓を開けて空気の入れ替えを行うことは、室内にこもった湿気を追い出すのに非常に有効です。

湿度が低く天気の良いカラっとした天候の際は、積極的に換気を行うようにしましょう。

畳を上げて通気性改善

畳の下も侮ってはいけません。こちらも風通しをよくしてあげる必要があります。

畳を少し上げてその間に雑誌等を挟んであげます。こうすることで畳の下に隙間ができ、普段外気には触れにくい畳の下も風通しをよくすることができます。

畳を完全に外して天日干しをするということも一つの方法ですが、仮に1シーズンごとであっても一苦労です。このように畳を少し上げるだけでも通気性を改善され、湿気を取り除くには十分効果的なのです。

除湿機の利用も

共働きのため日中家に人が誰もおらず、昼間の換気なんてとてもじゃないがなかなかすることができない。そんな家庭も多いと思います。

また梅雨時には当然雨が続いたり、雨が降っていなくても湿気の多い日が続いたりと、窓を開けての換気がなかなかできない時期もあります。

そういった場合は積極的に除湿機を活用し、室内に湿気を溜め込まないよう意識するとGoodです。夏場にはエアコンの除湿機能も併せて活用するとより効果的です。

過剰な湿気を与えない習慣を

いくら換気をして室内から湿気を追い出しても、自ら室内に湿気を与えていては元も子もありません。本末転倒です。

  • 長時間の加湿器の利用
  • 和室での部屋干し
  • 畳の水拭き

こういった習慣がある場合は直ちにやめるように。畳に湿気を与え、ダニが繁殖しやすい環境を自ら作り出すことになってしまうのです。自分の習慣が畳の部屋の湿度を上げることになっていないか、今一度確認してみてください。

【畳の掃除】基本は毎日!ダニ除去習慣

畳の掃除は毎日行い、ダニを寄せ付けない習慣づくりが重要です。

ダニの栄養となるものは、髪の毛やフケ、食べこぼしなど。どんなに綺麗を心掛けて生活を送っていたとしても、これらダニのエサは畳の上に溜まっていってしまいます。これは正直どうしようもありません。

そうなると毎日の掃除を怠らずに、こまめなお掃除でダニの栄養をしっかり断つということが最も大切になるのです。畳は非常にデリケートです。畳を傷めることない正しい方法で掃除に取り組みましょう。

畳の掃除方法

  • 掃除機をかける
    畳の目に沿って掃除機をゆっくり動かし、ダニを「吸い上げる」イメージ。ダニは奥に潜んでいるので早く動かしてもほこりやチリは取れますが、肝心のダニが取れません。
  • 乾いたモップをかける
    時間が無いときはダニのエサとなる表面のゴミだけでもきれいにしましょう。
  • 固く絞った雑巾をかける
    畳に水拭きはNGが常識ですが、足跡や皮脂汚れは乾拭きだけでは完全に取り除けません。そのため週に1回程度でいいのでサッと拭き上げます。その後は扇風機を回したり、窓を開けて十分換気してください。
  • 畳のカビ対策
    消毒用エタノールを雑巾に吹きかけ、カビが生えている箇所に押し当てます。雑巾にカビを移すイメージで行います。

簡単な掃除の流れは以上ですが、詳しくは以下でも画像付きで説明しています。

畳の上に絨毯を敷くとダニが棲みつきやすい

えりか
畳の上に絨毯を敷けば、畳に直接ゴミがつきませんしダニの対策になるんじゃないでしょうか?

一人暮らしで賃貸アパートなどだと、「畳を隠したい」という理由で絨毯・カーペットを敷くことがあります。逆に、お寺のように畳と赤絨毯の組み合わせでその色彩を楽しんでいる家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、「ダニ予防」の観点で言うと特別な理由がない限り控えるのが賢明です。

絨毯を敷くことで、畳と外気との接触を完全にシャットアウトすることになります。そのため畳が吸収した湿気は上手く外に出ることができず、湿気が溜まりやすい状態になってしまうのです。またその上、ゴミやホコリも溜まりやすくなるため、良いことは何一つないといっても過言ではないでしょう。

どうしても敷くという場合は、敷きっ放しにすることなく定期的に上げて風通しを良くしたり、掃除の頻度をさらにあげるといった工夫が必須条件です。

かずみ店員
大量発生する前のしっかりとした予防が、畳の場合では特に大切です。またこういったダニ対策は自然とカビ対策にも繋がっています。「除湿」と「掃除」を意識して、ダニやカビを寄せ付けない快適な畳ライフをお過ごしください。

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