綺麗にしてるはずのトイレが臭い!便座裏や尿石の除去・掃除も忘れずに

えりか
鼻にツンとつく、あの不快なトイレの臭いどうにかならないかしら。トイレは日頃から定期的に掃除をしているし、ほかの場所よりきれいには気を使っているはずなのに…。
かずみ店員
それはきちんと掃除しているつもりでも、臭いの原因箇所を掃除しきれていないからではないでしょうか。トイレの臭いの原因は便器の中の汚れだけではありません。床や壁、ウォシュレット便座の裏側といった、様々な場所への尿の飛び散りが根本的な原因なのです。

トイレの臭いの原因はココ!

便器はいつも綺麗に掃除しているのになぜか臭う。公衆トイレのような鼻につく何とも不快な臭い。それは尿の飛び散りにより雑菌がそこに集まり、時間の経過とともに発生するアンモニアが原因です。

尿は思わぬところにまで飛び散っています。いくら便器の中をきちんと掃除をしているとしても、その飛び散った尿をきちんと掃除できていない限り臭いはなくならないというわけです。トイレの臭い対策として掃除すべき場所とその方法を見ていきましょう。

床・壁

男性と同居している家庭ではどうしても避けられない箇所。男性が立って用を足す場合、一日でおよそ2000滴が床や壁に飛び散ると言われています。

床の拭き掃除はしていても、壁については盲点になっている方が多いかもしれません。およそ1mの高さまで尿は飛び散っているのです。

掃除方法

  1. スプレー式のトイレ用洗剤を床・壁に撒き、濡れ雑巾で塗り広げるようにして拭き上げていきます。
  2. 別のすすぎ用の濡れ雑巾で、先ほど塗り広げたものを拭き取るように拭いていきます。洗剤の拭き残しがないよう注意してください。
  3. 最後に乾いた雑巾でから拭きをします。濡れ拭きした箇所の水気をしっかり拭き取りましょう。
かずみ店員
床は隅々まで、壁は高さ1mまでしっかり拭き上げるのがポイント。尿の飛び散りは目に見えるとは限りません。汚れが目視できなくても必ず掃除するようにしてください。拭き残しがあっては元も子もありませんからね。

また、トイレの床にマットを敷いているご家庭も多いかもしれません。そこにも当然尿は飛び散っています。定期的な洗濯を心掛けましょう。

便器と床の接合部隙間

設置の都合上、便器と床の接合部分には必ず隙間が存在しています。飛び散った尿が便器外側を垂れるように伝い、この隙間に行き着くというわけです。

ここが最大の見落としポイントで雑菌の温床になっています。

掃除方法

  1. 便器と床の隙間にトイレ用洗剤は塗りつけます。
  2. 隙間に歯ブラシを差し込み、掻き出すように掃除していきましょう。
  3. 最後に濡れ雑巾で洗剤を拭き取ります。
かずみ店員
一度で落ちない場合は繰り返し行ってみてくださいね。その都度歯ブラシ・雑巾ともにしっかりすすいでください。雑菌を広げているだけになりかねません。

便座裏

もう一つ見落としがちなポイントが。それはウォシュレット便座の裏側です。

普段の便座の開閉では見えない隙間こそ雑菌の温床になっているのです。便座の電源を抜き、側面のボタンを押しながら軽くずらすことで案外簡単に外せるものが多いです。便座を外し裏面を見てみると結構な汚れが溜まっています。

便座の外し方についてはそれぞれのメーカーによって異なりますので、取り扱い説明書をよくご覧の上、正しい手順で外すようにしましょう。

掃除方法

  1. 取り扱い説明書にそって便座を外します。
  2. トイレ用洗剤は塗りつけます。
  3. 汚れている箇所を歯ブラシで擦るように掃除していきます。
  4. 濡れ雑巾で洗剤を拭き取ります。
  5. 綺麗になったら便座をもとの状態に戻して終了です。

こちらも歯ブラシを使うと効率よく汚れを落とすことができます。

全然落ちない!かたく黄色くなった尿石汚れ

飛び散った尿は細菌により分解されアンモニアを発します。これが鼻にツンと来る公衆トイレのような臭いの原因になっているのですが、これをそのまま放置し時間がたつと「尿石」が形成されます。

これは尿に含まれるカルシウム成分が、アンモニアのアルカリ性により難溶性のカルシウム化合物になったものです。軽石やサンドペーパーでこすっても簡単には洗い流せない、より頑固な汚れとなってしまいます。洗剤をつけ歯ブラシでこすっても落ちないようであれば、それは尿の飛び散りによる汚れが尿石化してしまっているかもしれません。

尿石を落とすには酸性のトイレ用洗剤を使用

尿石を落とす際のポイントは「酸性」のものを使うと良いでしょう。アルカリ成分である尿石は酸性のトイレ用洗剤に浸すことで分解することができます。

拭き上げや歯ブラシのお掃除の前に以下の方法を試してから掃除してみてください。

【手順】

  1. トイレットペーパーに酸性洗剤を染み込ませます。
  2. これを尿石化した汚れ部分に張るように被せます。
  3. そのまま15分程度放置し、酸性成分が尿石を分解するのを待ちます。

こうすることで擦るだけでは落ちなかった尿石が分解され、簡単に落とすことができるようになるのです。

かずみ店員
一度では分解しきらず汚れの落としにくさが変わらないようであれば、何度もこの手順を繰り返してみましょう。

日頃からやっておきたいトイレの臭い対策

飛び散りを防ぐために男性も「座って」する

尿の飛び散りを防ぐことが大きな臭い対策になっているのは言うまでもありません。いかにこれを減らすかが大きなカギです。

その飛び散りの最大の原因は、何といっても男性が立って用を足すことにあります。

「座ってする」というルールを家庭内で設けることがトイレの臭い対策の重要なポイントです。

芳香剤・消臭剤はなるべく高い位置に

尿の飛び散りを完全にゼロにすることはできませんし、トイレを使ったたびに掃除をするといったこともほぼ不可能だと思います。少なからずアンモニア臭はトイレに発生してしまうのは致し方ないことです。

そこで活用したいのが芳香剤・消臭剤。ですが、置く場所をひと工夫するだけで消臭効果に大きな違いが出るのです。

アンモニアは空気より軽いため天井付近にたまりやすいという傾向があります。また芳香剤・消臭剤の成分は空気より重いため床付近にたまる傾向にあります。

つまり効果的に消臭するには、芳香剤・消臭剤はなるべく高い位置に置くようにしましょう。

えりか
床に置きがちですよね、知りませんでした…。今すぐ移動してきます!

トイレは定期的なお掃除を

トイレの臭い対策の鉄則は、何はともあれ定期的に掃除をするほかありません。例えば、既にあなたも使っているかもしれませんが「トイレクイックル」はトイレメンテナンスには欠かせないアイテムです。「まとまったトイレ掃除を定期的に行わなければならない」と考えると気が滅入るものですが、トイレクイックルであれば一日一回拭き上げするだけですので気が楽です。

多くの人が定期的に掃除はしているが、掃除しきれていないというのが現状です。ところが、臭いの原因箇所もその掃除方法もマスターした皆さんならもう問題ないはずです。

トイレの臭いを防ぐには汚れが溜まってしまう前に掃除することが肝心。定期的で、徹底的なお掃除を心掛けてください。

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