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覚えておくと便利!お掃除を楽しく・便利にする格安アイテム7選
その①:重曹


重曹は、酸性汚れを中和・分解する力に長けています。古くから食品や医薬品に使われてきたものなので、人体に対する安全性も保証されています。歯磨き粉代わりに使用したり、最近特に重曹を使った裏技・豆知識が流行していますね。
水に溶かしてお手軽に使用でき、価格も1kg(2~3年分)700円程度で購入できるので非常に経済的です。
その②:お酢、クエン酸

お酢はその名の通り酸性の物質ですので、対極にあるアルカリ性の汚れを落とすときに役立ちます。お風呂の水垢やトイレのアンモニア臭対策として使用するといいでしょう。しかし、大理石やタイルの目地に使用するとひび割れてしまうため気を付けてください。
穀物酢、ホワイトビネガーを原液、あるいは水で薄めながら使用します。

その③:コーヒー豆のかす

飲み終えたコーヒー豆のカスを玄関や台所、下駄箱に置いておくだけで非常に強力な消臭剤になります。コーヒーショップ「スターバックス」でも使用した豆カスを麻袋に入れてトイレに置いてありますよね。
またコーヒー豆の香りが部屋や玄関に広がるため、芳香剤にもなり、リラックス効果を得られます。スターバックスに入店したときにコーヒー豆の香りに包まれますが、玄関に置いておくと家に帰った時、同様の実感を得ることができますよ。

その④:エタノール

エタノールはアルコールの一種で、殺菌・消毒を目的に、ウェットティッシュや化粧品にも含まれていますよね。基本的にはその要領と同じです。ウェットティッシュを購入すると非常に割高なので私はこの消毒用エタノールを購入して、布に湿らせて使用しています。
この消毒用エタノールであれば500mlで350円程度。ウェットティッシュを購入すると、同じ要領だとその10倍以上の価格になってしまいます。

その⑤:乳液

市販の乳液って使い切るのに本当に苦労しますよね。化粧水は減りがいいのに、乳液は中々減らない!しかも夏場は使う量・機会も減ってくるから余ってしまう方も多いと思います。そんなときに乳液は便利なお掃除グッズに変化するんです。
- 鏡の曇り止め
乳液を小粒大程度湿らせた布で鏡を磨くと綺麗に輝きを取り戻し、かつ曇り止めにもなります。 - シューケア
オイルを馴染ませる要領で革靴に乳液を馴染ませるとツヤが出ます。ただ添加物があまりにも多いためおすすめはできません。

その⑥:過炭素ナトリウム

過炭素ナトリウムはキッチンの焦げや油汚れを取るときに非常に役立ちます。水に混ぜると発泡して、その発泡力によって油や焦げ汚れを浮き出させることができます。

その⑦:セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ソーダの中間物質。皮脂汚れや水垢、血液など、タンパク質の汚れを落とすことに優れています。タバコのヤニも落とすことができます。ワイシャツの襟元、キッチン周りなど、単純に布に湿らせて気になるところを拭き当てて掃除してみましょう。基本的な汚れは大体綺麗になります。
また重曹と同様、無機物なので水で流しても問題ありません。手荒れ等の心配も少なく、価格は1kg500円程ですから洗剤を買うよりお得ですよ。

汚れの種類・性質が分かると掃除は楽しくなる!
掃除が面倒、大変だというイメージが根強い理由は、「落ちない」「きれいにならない」「時間がかかる」からです。
しかしここまで説明したように、汚れには酸性やアルカリ性など種類・性質があり、それに見合った道具を使うことできれいになるのです。うまくいかない、きれいにならない、というものの大半は、その汚れに見合った洗剤ではないからです。見合わないのに仮に汚れが落ちたとしても、それは洗剤による作用ではなく「力技」によるもの。
汚れに見合った洗浄剤を選び、その上で経済的に使用するテクニックとしてここにまとめたアイテムを活用すると、掃除がみるみる楽しくなるはずです。